活動記録2010

TOP

ごあいさつ

最新情報


活動記録2011

コミュニティ・カウンセラー


FQカウンセラー養成講座

活動記録 2010 

築地元気ぷろじぇくと

過去の活動


体験談 


幸せな家庭作りのお手伝い

子育てカウンセラー 




■相互リンク■

【リトル・ママ東京】 


築地元気ぷろじぇくと2010                                                                                              
2010年12月31日
 12月18日土曜日、築地厚生会館にて、クオラが主催します
「築地元気ぷろじぇくと2010」が開催されました。
今年度は、「心と体の栄養」と題して、食育と心育てをテーマとしました。

まず、お一人目の講師の先生は、体の栄養について、
おさかなマイスターの田口成子先生にお話頂きました。



 田口先生は、子供達に魚食の大切さを伝えるための執筆活動や食育セミナーでご活躍です。
「魚を楽しく食べるためのヒント」と題してのご講演を頂きました。



魚には、体に良い多くの栄養素が含まれているので、もっと上手に献立に取り入れたいと思いました。


 続いて、心の栄養に関して、クオラの主催者田中純が講演しました。
「家庭は心の安全基地」と題して、家族の質(ファミリークオリティー)を高める要素やスキルについての
お話でした。



ゲームを交えての講演に、参加者の方々も楽しまれていました。

 昨年同様、築地市場内外の多くの方々からのご後援を頂きました。
シラスのご提供もあり、参加者の皆様にお土産として、お持ち帰り頂きました。


お預かりしたご寄付は、これも昨年同様、
国立がんセンターで病気と戦う子供達とそのご家族の支援に活かして参ります。




COSMOSおしゃべり会                                                                                               Don
2010年10月9日
 10月7日お話し会について
いつもお母さん達には驚かされます。そして尊敬してしまいます。
7日のお話し会では、コミュニケーションが苦手な息子さんの
治療過程にずっと付き添っているお母さんと、
正着が待たれている子のお母さんが参加されました。
正着とは、移植された細胞が移植先で身体の一部として機能することを指します。

 お母さん達は厳しい状況で頑張っているにもかかわらず、たくさんの笑いを振りまいてくれました。
また、一旦席を外して病室に入ったお母さんが戻ってきて
マスクを外す間もなく「正着した!!」と叫びました。
                                     
 其処に至るまでたくさんの艱難辛苦を乗り越えてこられて、感慨もひとしおのことでしょう。
移植成功の兆しを大喜びする姿に、家族の本質を見させていただきました。



このページのTOPへ 

国立がんセンター小児病棟待合室のご報告                             ゆみこ
2010年10月7日
 9月30日木曜日、月一回の小児病棟待合室待機の報告です。
外は冷たい雨。静かな待合室です。今日もおもちゃの消毒を始めました。
ふと本棚を見ると、新しい絵本がたくさん並んでいます。
コスモス会の活動を応援して下さっているある企業からのご寄付でした。
ありがたいことです。
 今日は、19階のレストランで患児のお母さん方のランチの会が開かれていたようです。
お話を伺ったところ、今日の話題の中心は、「病院の近くにスーパーマーケットがあれば」というもの。
築地は食の中心地ではありますが、やはり身近な食材が手に入るスーパーが欲しいですね。





このページのTOPへ 

国立がんセンター小児病棟待合室のご報告                             ゆみこ
2010年8月29日
 8月26日、国立がんセンターの小児病棟待合室待機に行って参りました。
入れ替わり立ち替わり、何人かのお子さんが入ってきましたが
すぐにお母さんがお迎えに来られて帰っていきました。
おもちゃの消毒をしっかりして、ちょっと寂しい待機になってしまいました。



 待合室の外にテーブルと椅子があり、患者さんとご家族の皆さんが
ゆっくりおしゃべりできるスペースになっています。
今日は、こちらが千客万来でした。
 ティーンの患者さんや大人の患者さんが、お見舞いの方々と静かに、
時には楽しそうにお話ししています。
聞くとはなしに聞こえてくる会話は、希望に満ちていて、
一日でも早く退院したいであろう患者さん達の気持が伝わってきました。



このページのTOPへ 

国立がんセンター小児病棟待合室のご報告                             ゆみこ
2010年7月31日
約半月ぶりに真夏日から解放された7月29日、待合室待機に行ってきました。
夏休みということもあってか、待合室はにぎわっていました。

 

先週手術を受けたばかりという男の子の元には、
小さな妹や親せきの方々がお見舞いにこられていました。
妹は、兄に付ききりのママと離れて、おばあさんのところにいるようです。
まだ小さい妹にとって、兄の病気は理解できません。
久しぶりに会えたのであろうママのそばから離れないのです。 
別れ際の鳴き声が、下っていくエレベーターの中から聞こえていました。
ママの辛そうなご様子にこちらも胸が痛みました。
一日も早く、ご家族が一緒に暮らせるよう祈るばかりです。



このページのTOPへ 

FQカウンセラー養成講座 初級                                     ゆみこ
2010年7月24日
 7月10,17日の2日に渡り、クオリティオブライフ協会の活動の大きな柱のひとつである
「FQ(ファミリークオリティ)カウンセラー養成講座初級 第3回」が開催されました。


 この養成講座は、家族やチームの質を高めることを通して、
心身の健康増進と社会の安寧に寄与することができる支援者を養成するものです。

 FQの概論から始まり、自身のストレスマネジメント、アサーションやカウンセリング概論を
体験学習を取り入れて学びました。




参加者の立場は様々。 
それぞれの家族やチームで「心の安全基地」を築いていただくことを望んでいます。





このページのTOPへ 

国立がんセンター小児病棟待合室のご報告                             ゆみこ
2010年4月14日
 4月11日(日)、国立がんセンター小児病棟待合室待機のご報告です。
いつものようにおもちゃの消毒です。 壊れたり、一部が欠けていたりするものに関しては、
残念ながら処分します。(壊れたのは、たくさん遊んでもらった証拠ですものね)
               

 今日は千客万来でした。
最初の訪問者は、赤ちゃんとそのパパさん。 器用におむつ替えを済ませます。
最近のパパさんは、育児に協力的な方が増えたように思います。

 次の訪問者は、4歳の男の子と2年生の女の子の姉弟。
パネルシアターで遊ぶことに。 お姉さんの方は、上手にお話しを進めてくれます。
    
 
 そのうちに、もう一人2年生の女の子が参加。 
ふたりはとても仲良しの様子なので、てっきりお友達か親類かとおもいきや
先週、この待合室で出会ってお友達になったとのこと。
兄弟姉妹が入院しているという大変な状況の中での出会い。
お互いなにか通じるものがあるのかもしれませんね。



このページのTOPへ 

国立がんセンター小児病棟待合室のご報告                             ゆみこ
2010年3月7日
 3月6日、待合室待機のご報告です。
冷たい雨の土曜日、待合室には静かな時間が流れています。
おもちゃの消毒をしていると、11ヶ月の男の子と3歳の女の子が遊びに来ました。
ふたりはいとこ同志のようです。

 フェルト生地で出来たエプロンに、マジックテープで出来た人形を張り付けてお話をする
「エプロンシアター」で遊びました。人形を動かすと大きな目をくりくり動かして喜ぶ男の子に
すっかり癒されてしまいました。

 なんでもお口に入れてしまう赤ちゃんのためにおもちゃの消毒の大切さを改めて感じました。



このページのTOPへ 

COSMOSおしゃべり会                                                                                               Don
2010年3月4日
 今日の「おしゃべり会」には5人が集まりました。
他の病院を経験したお母さんたちがいらしたので、異なる病院での生活体験を披露し合いました。
おしゃべりの方向が、病院の決まり事と保護者の生活に向かい、
例えば面会時間の設定の仕方が保護者の動きにどのように影響を及ぼすのか、知ることが出来ました。

 明瞭なことは、子どもの治療や入院によって、親は様々な負荷を背負うということです。
そしてその事態から親は逃げない、何故でしょう?
どうして彼女は早朝に起きて、長時間満員電車に乗って子どもの入院先を訪れ、
入浴や食事介助をはじめとした様々な世話をやき、
夜に子どもを寝かしつけてから、深夜の帰宅、そして家事、次の日も、その次の日も、
そういうことが出来るのでしょうか?
これは人間の凄いところだ思います。畏敬の念を抱きます。

と同時に、親も人間だということを強調したくもなります。
つまり、人間は働けば疲れます。人間は間違いをします。そして人間は様々な感情を待ちます。
たとえ私たちは何も手を貸してあげることが出来なかったとしても、
せめて彼女たちが人間であることに寛容であることくらいはできるはずです。

疲れてもいい、間違ってもいい、イラだっても悲しんでも怒っても、はしゃいでもいい、
そんなメッセージを届けたいと思いました。



このページのTOPへ 

国立がんセンター小児病棟 『お楽しみコンサート』
2010年2月18日
 2月17日14:00より、小児病棟で『お楽しみコンサート』が開催されました。
これは、「築地元気ぷろじぇくと」心身の健康講演会でお預かりしたご寄附を元に開催された、
小児病棟の患児とその家族のためのお楽しみコンサートです。

まずは、QOLA代表 Donより開会のご挨拶です。


今回、コンサートをしてくださった演奏家の方々。

右から、ファゴット、オーボエ、ビアノ奏者の方々です。

患児11名と、そのご家族達の前で、演奏が行われました。



コンサートは、作曲家のエピソードや、演奏家の方々への質問コーナーなどを交えて、
和気あいあいと楽しく進みました。

演奏家の方々から患児たちに、楽器を吹くリードという部分がプレゼントされました。

子供たちは楽しそうにピーピー吹いていました。

演奏会終了後は、演奏家の方々の元に子供たちが集まり、
リードの吹き方を習ったり、楽器を直接手に取ってみたり、



写真撮影をしたりと、楽しい時間が過ぎました。

楽しそうな子供たちの笑顔に、またこのような機会が作れたらいいなと思いました。
あらためて、QOLAの活動にご賛同くださり、ご寄附いただいた皆様にお礼を申し上げます。
子供たちはとても喜んでくれました!!!



このページのTOPへ 

国立がんセンター小児病棟待合室のご報告                             ゆみこ
2010年2月7日
 2月6日小児病棟待合室待機の報告です。
お姉さんのお見舞いにご両親と一緒に来ていた3歳の男の子と遊びました。
自動車が大好きなようで、先日寄付されたばかりの車のおもちゃがすっかりお気に入りです。

なんども並び替えては、車の特徴を私に教えてくれました。
お母様は、他のお母様がたとゆっくりとお話されていたようです。



このページのTOPへ 

COSMOSおしゃべり会                                                                                               Don
2010年2月7日
 2月4日のおしゃべり会
私が子ども待合室に着いた時、ちいさなの男の子とそのお母さんと叔母さんが3人で遊んでいました。
男の子は点滴用のプラスティックラインを付けているのですが、とても活発に遊び回っていました。
コイル状のラインは伸びたり縮んだりするので男の子の動きをあまり妨げないのですが、
男の子のほうもそのラインが伸びきってしまわないように動く範囲を加減しているように見えました。

その御姉妹を含めた5人とクオラの2人が4時過ぎまで”おしゃべり”しました。
身体の凝りや疲れをボディケアで癒すことについて紹介されました。
そんなサービスを家族が手軽に受けられるといいなあ。
                                      



このページのTOPへ 

国立がんセンター小児病棟待合室のご報告                             けい
2010年2月7日
 1月31日、国立がんセンター小児病棟待合室の活動を行ってきました。


 国立がんセンター

まずは、寄付されたおもちゃの選別と消毒を行いました。
壊れたものは、ケガをする恐れがあるので、残念ながら廃棄します。

 今回、寄付されたおもちゃ。男の子が喜びそうですね♪

その後、本の消毒に取りかかったのですが、ほどなく10か月の赤ちゃんとお母さんが
遊びにいらっしゃいました。なんでも口に入れてしまう、何かを手に取っては投げ、取っては投げ。
お母さんが少し困り気味だったので、私の2歳の甥もこれぐらいの時はこうでしたよとお話をしたところ、
少し安心なさったご様子でした。
そして、4、5歳のトーマスが好きな男の子が遊びにきたので、一緒にトーマスで遊びました。
その間、お母さん方はおしゃべりに花を咲かせていました。
そして、最後に小学生の姉弟が遊びにきました。
弟さんはずっとゲームをしていましたが、お姉さんとはおままごとをして遊びました。
親御さんは病棟にお見舞いへ。小学生以下は病棟には入れません。
親御さんがゆっくり安心してお見舞いをするためにも、病棟に入れないお子さんのためにも、
待合室の果たす役割の大きさを感じたとともに、この活動の重要さをひしひしと感じました。



このページのTOPへ